モンゴル国土の90%が砂漠化 プリント
2009/06/23 火曜日 16:47:33 UTC

毎年617日は「砂漠化対処デー」である。

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国連の砂漠化対処条約には乾燥地、半乾燥地及び乾性半湿潤地域における気候変動ならびに人間の活動など様々な要素に起因する土地の劣化と定義されている。国連は今年を「土壌や水の保護は私たちの将来の保証」という呼びかけの下でアピールしている。モンゴルは1996年に国連砂漠化対処条約に参加し、同年砂漠化対処計画を始めた。この40年間、世界総人口が2倍、市民が4倍増加している。人口集中に従って電力の利用が増え、石炭、原油、石油製品を大量に燃やし、大気を汚し温暖化を誘発させた。世界の110ヵ国が砂漠化の影響を強く受けている。土地の劣化は世界の乾燥地、乾性半湿潤地の70%つまり30億㌶、毎年1000万㌶から2000万㌶が土壌浸食や砂の移動のため、肥沃が失われ森林がなくなっている。2025年までに世界全陸地の3分1は砂漠化になる見通しで、砂漠化によって世界経済が毎年420億米ドルの損害を受けている。

 モンゴル国は地理的な場所、気候、地形、生態として砂漠化の危険性に侵されやすく、半乾性湿潤、乾燥地に位置しているので砂漠化の影響を強く受けてきた。この10年、モンゴルは平均気温が1.56度増え、全国土の25%を占めた干ばつが2~3年に一回、50%を占めた干ばつが4~5年一回あり、これは1960年と比べると3~4倍増えた。砂漠化の急速化により、万年雪が解けたり、河川が蒸発したり、牧草地の生産力が減少したり、砂の移動が拡大したり、天災の回数が増加したりなどの現象が起こっている。

それ以外に人為的な活動が砂漠化を早めさせている。1999年から家畜頭数が増加し、放牧家畜の伝統方式が失われ、水供給も悪くなり、牧草地が減ったのも砂漠化の要因となった。モンゴルは12万6600㌶の牧草地をもち、その70%では植物が減少しており、干ばつ地域の人々は木などを燃料に使っている。モンゴル国土の90%が砂漠化と土壌劣化の影

響を受けている。砂漠化の程度が高い所はオブス湖の周辺、イフ・ノーロー周辺、ドンドゴビ県、ドルのゴビ県で、中程度の所は森林地帯である。モンゴル政府は2005年から「グリーン・ベルト計画」を実施し、毎年企業と契約を結び植林し、年間2億トゥグルグ以上でゴビ砂漠地域の300~400㌶を森林化している。昨年は、2億3350万トゥグルグで15県35郡を対象に265㌶を緑化した。スイス開発機関はモンゴルの安全に悪影響するのは砂漠化とみて、3つの大きな計画を実施している。モンゴルは津波、火山噴火などはないが、砂漠化が進むと放牧ができなくなり遊牧民の17万戸が失業となり、カシミア、毛皮、食肉、ミルクなどの生産に大きく影響する。現在、輸出の18~23%は家畜産品で占めている。

(Montsame) 

 




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コメント一覧 (1)
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1. 2009年06月24日 13時51分
 
草原の国が、砂漠の国へ!。
このように具体的な数字で表記されると、本当に深刻であることが理解できます。 
国レベルや『対岸の火事』のように考えるではなく。個人のレベルでも真剣に考えるべきことだと思います。個人のレベルで何ができかではなくて、個人のレベルでも、何とかしなければ何も変わらないと思います。
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ganro

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